2015/02/21

【実録レポート】サンパウロのカーニヴァル

行ってきましたよ!
サンボドロモでのカーニヴァル!!
前回の記事でも書いた通り、「カーニヴァル」というのは復活祭前の準備期間に入るお祭りなので、いわゆる日本で放送されている「リオのカーニヴァル」というのはサンボドロモという会場で開催されるコンテスト形式の特別なものなのです。
でも、せっかくブラジルにいるのですから、サンボドロモでのカーニヴァルを観ておかねば・・・と思い、行くことにしました。
私の周りのブラジル人は、「え?あんな混んでる所いくの??」と、ちょっと引き気味でしたが。笑 


まずは13日金曜日開催のサンパウロのカーニヴァルから。
サンパウロのサンボドロモ(正式名称 Sambódromo do Anhembi)はメトロのPortuguesa-Tietê駅から車で10分程度の所にあります。

デザインはリオと同じくオスカー・ニーマイアで、1991年に完成し、長さ530m、幅14m。1996年には観客席の増設もし、収容人数は3万2千人となっています。(リオは8万人収容)
席はSetor A~Jまでありますが、おすすめはBもしくはCです。
なぜならば、Recuo da Bateriaという打楽器隊がたまるスペースがあり、そこに近いほうが迫力ある生音を聴きながらパレードを楽しむことができるのです~!
という事で、今回はSetor BのなるべくRecuo da Bateriaに近い所に座りました。

コンテスト式のカーナヴァルは朝まで!!

パレードの開始は23時15分。終了は朝の7時ごろです。
なんでも遅れるブラジルなので、時間が押すかと思いきや、パレードのタイムオーバーは審査の減点対象になるそうで、わりと時間通りに進みました。笑

Mancha Verdeの最初の山車
最初のエスコーラは“Mancha Verde”、テーマはサンパウロのサッカーチームのPalmeirasの100年周年。このエスコーラはサンパウロのサッカーチームPalmeirasのファン組織からできたものです。
同じように、熱狂的なファンが多いことで有名なCorinthiansのファン組織からできたGaviões da Fielは2日目に登場だったのですが、サッカーチームが絡んでいるエスコーラのパレード中は会場が荒れる!笑 本来禁止のはずの手持ち花火がどこからともなく表れ、会場は一気に煙まみれに。。
上から横断幕がおりてくるし、一番最初にこれを体験したのでびっくりしました。(次のエスコーラをみて、これが異常だったことを知ります。)

次の”Acadêmicos do Tucuruvi”はカーニヴァルの歴史をテーマにし、Tia Ciataの山車が登場。
これまでの2つが歴史的背景をテーマにしていたのに対して、“Tom Maior”のテーマはなんとアドレナリン!アドレナリンがでる出来事(恋や、スカイドライビングなど)を山車と衣装で表現。
そして“Dragões da Real”と“Rosas de Ouro”が続きます。
ここまで見ていて、よくわかったのが、観客は一応【推しエスコーラ】があるようなのですが、エンヘード(テーマソング)がよければどのエスコーラだろうと盛り上がるということです。逆を言うと、エンヘードが覚えづらいと会場が寂しい感じに。。

青森のたちねぷたが登場!!

そして次に登場した“Águia de Ouro”はブラジルと日本の友好120周年をテーマにしました。実は昨年サンパウロにいた時に、このエスコーラのクアドラ(練習場)に行ったり、友人がダンサーや打楽器で参加していたというのもあり、個人的に推しエスコーラでした。また、テーマがテーマなので、駐在員の友人も大勢参加していたことが嬉しかったです。
Águiaの山車は日本を象徴するもの、テクノロジーやアニメ、野球、そして相撲。衣装には招き猫やだるま、お風呂などが登場。友人らはコシノジュンコさんがデザインした衣装を着ていましたが、ちょっと地味だったかなぁ。。 最後の山車にサッカー日本代表の監督を務めていたジーコも登場。
お世辞ではなく、バテリアはÁguiaが一番良かったです。特にスルド・テルセイラと呼ばれるパートが特徴的。このパートは大変難しいといわれていますが、去年友人のもっさんがこのパートで出場していました。

外国人でも観光客でもパレードに参加できる!!

そうそう、パレードに出たいと思えば、当日でも出場することができるのです。
どういうことかと言いますと、Ala(アーラ)と呼ばれるパートがあり、衣装を着て振り付けをしながら踊るパートがあるのですが、その中でも観光客などを対象にお金を払って衣装を買い、先頭の人に合わせて簡単な振り付けをするパートがあるのです。旅行代理店などでも募集しているみたいですね。山車に乗ることもできたりするとか。
ですが、バテリアやアーラ・ジ・パシスタと呼ばれるパートに入るのは非常に難しいことです。この辺りの話はまた今度。
最後のエスコーラ“Nenê de Vila Matilde”はモザンビーク(アフリカ)の木がテーマでした。

以上7チームがGropo Especialの1日目でした。
最終的な結果はこちら。

歌手のElis ReginaをテーマにしたVai Vaiが優勝!!
エンヘードにElisが歌ったMilton NascimentoのMaria Mariaを引用してて凄くよかった!!娘のMaria Ritaや、息子Pedro Marianoも出演してましたね~。下位2チームはGrupo de Acessoの上位2チームと入れ替えです。

サンパウロは全体的にゆったり楽しめる印象

サンパウロのサンボドロモは全体的に席も観客もゆったりしていて、心地よかったです。
売店もけっこう充実していたし、ホットドッグもけっこう美味しかった!
トイレも想像通りの汚さですが、ちゃんとペーパーはありましたよ。
帰りもバスに乗ってTietê駅まで行ったのですが、バス乗り場がどのこなのか、何の看板もありません!笑 とにかく人に聞きまくってバス乗り場にたどり着きました。行きも駅構内にA4サイズの張り紙が1枚したあっただけだし、ポルトガル語が話せないと会場までたどり着けないんじゃないかというぐらい、不親切な道中です。警察が多いので身の危険は感じませんでした。

以上、サンパウロのサンボドロモレポートでした!