2017/12/31

2017年最後の投稿


2017年も残すところあと数時間となりました。ちょっと今年を振り返ってみたいと思います。
今年のはじめは奨学金がなく、この先どうやって生活していこうと不安な毎日でした。そういえば路上演奏したりしたっけ。。
5月に奨学金のオーデションが開催され、無事に合格できました。そのあとは不思議なことに演奏の機会に恵まれ、サンパウロでサックス教室もはじめられました。
ブラジルに来てからずっとそうなんですが、「だめかも…」と思うときに必ずチャンスに恵まれる…。不思議なものです。
また、今年は3年ぶりに帰国し、家族や友人に会うことができました。約1週間の滞在で、夢のようでしたが^^;

そんな2017年で一番心に残っている言葉があるので紹介します。
私の通う音楽学校は、卒業する時に任意で卒業コンサートをすることができます。その日は女友達でドラマーCarolの卒業コンサートでした。MPB/Jazz学科初の女性ドラマー卒業生だそうです。(ブラジルにて女性の器楽奏者の割合はまだまだ少ないです)
彼女はとても明るい性格で友達も多く、コンサートは超満員で立ち見が出るほどでした。
開始前にギタリストで先生でもあるFabio Lealが挨拶をしました。

「彼女は5年間の音楽学校生活を通して沢山の仲間に出会いました。その証として、こうして沢山の人が集まっています。音楽のおかげで人が集まったように思えますが、人がいないところに音楽はうまれません。人があるところに音楽がうまれるのです。大切なのは"人"であるということです。」

ポルトガル語から日本語にするとちょっと意味が伝わりにくいのですが…。
Fabinhoが言いたいのは音楽をするのは"人"だということなんです。
人間的に素敵な人は自然と繋がり、そこに良い音楽ができるという。
「演奏の技術とか、コマーシャル的なものに拘らず、もっと人らしく演奏しろ」
という意味合いも感じられます。

さて、終わりに。
ついにブラジル生活も3年過ぎたのですが、最近"お客様扱い"されなくなって嬉しいです^^;
1年目は「日本人がブラジル音楽やっている!!」とチヤホヤされて何かと目立っていました。実はそれが嫌で嫌で仕方なくて。ブラジル人は褒めるのが好きだとしっていたし、「何かと得がありそうだから外国人と友達になりた~い」ってただそれだけの人も多くて。
"お客様"から"ファミリー"になるのって、そんなに簡単にはいきません。時間もだけど、やっぱり普段の何気ないやりとりなんです。今年は人から演奏の機会を任されることも増えたし、現場で「この子は日本人なのにブラジル音楽吹いているんですよ!」と紹介されることもなくなりました。
あぁ…なんだかやっとスタートできた気がします。

おっと、そろそろ大晦日パーティーの買出しに行かなくてはならないので今日はここまで。
みなさま、良いお年を!!

(写真/2017年最後の演奏の様子)