2018/03/18

黄熱病の予防接種をしてきた


「黄熱病の予防接種した?」
と友達に質問されたのが今年の1月。
黄熱病はアフリカやブラジルで発祥する可能性が高い感染症。
黄熱ウイルスをもった蚊にさされることで感染し、特別な治療法がないため、死に至ることもあります。あの野口英世が研究していた病気です。(←本人も黄熱病で死去)

ブラジル入国にイエローカード(黄熱病の予防接種をした際にもらえるカード)は必要ないのですが、アマゾン周辺などリスクが高い地域に行く際には予防接種を勧めていたようです。 
実際にサンパウロ州での感染はごく稀と言われていた黄熱病ですが、今年になってからグランジ・サンパウロと呼ばれるサンパウロ市周辺の地域での感染者、さらに2月にはついにサンパウロ市内での感染者と死亡を発表。
ブラジル全土で2017年7月から2018年3月の間に920人が感染し、うち300人が亡くなっています。サンパウロ市や周辺では公園や植物園や動物園の閉鎖もしました。

サンパウロ州の一部で予防接種キャンペーンが開始

キャンペーンでは公立病院で無料で予防接種をうけることができますが、ワクチンが足りなくなる事を考慮し、通常のワクチンの1/5の量にわけて接種するため、効果は8年程度だそう。通常のワクチン量を接種した場合は生涯有効だそうです。
一方で、私立病院ではR$130~200程度で接種でき、もちろん通常のワクチン量です。
日本円にしたらおよそ5000~7000円程度ですが、ブラジルの賃金から考えると家族が多い人には大出費。
結果、公立病院に人が殺到し、6時間から9時間待ちは当たり前だったそう。

私が住んでいるタトゥイ市は特に警報もなく、市も特に呼びかけはしていないのですが、サンパウロや他の市にいくことが多いこと、また友人の妹さんが黄熱病で亡くなったこともあり、予防接種をすることに決めました。

実際に予防接種にいってみた

まずはCartao SUSと呼ばれるカードを市の健康課で作ります。
このカードは公立病院などで治療をうける際に必要。(←実際にはカードなくても治療できましたが…)
カードといっても白黒印刷にバーコードと番号がかかれたもので、自分で切り取ってラミネートしなくてはならない面倒くさいやつ。

このカードをもって市立病院へ。予防接種が行われるのは週に一度です。
「黄熱病の予防接種をしたい」
というと、すぐに個室へ連れて行かれました。
特に待つこともなく、すごく感じの悪い看護婦さんに前触れもなくブスっとさされて終了。はやっ!!
しかも、「この予防接種はいつまで有効ですか?」と聞くと「Vida inteira(生涯)」とぶっきらぼうに言われて終了。あとでしったのですが、フラシオナーダ(分割されたワクチン)は緊急対応だったそうで現在は通常量に戻ったとか。
日本では接種後にコットンが渡されたり、四角形の小さな絆創膏のようなものが張られたりしますが、こちらは何もなし!!
イエローカードもなく、ブラジル国内の予防接種記録をするカードに"febre amarela(黄熱病)"と日付を書かれて渡されました。

それにしても公立病院の人は本当に感じが悪い。
ブラジルの公立病院は診察料がかからないため、いつでも混雑しています。
点滴や注射も無料で、薬のみ有料です。薬は処方箋をもって薬局で購入します。
私も2度程行きましたが、まるで戦場の病院のよう。(←気が向いたらブログにかこうと思います。)
まぁ、無料なので仕方ないです。

これからブラジルにいらっしゃる皆さま、黄熱病の予防接種は一生に一度ですから、渡航前にされることをおすすめします。
また、接種を忘れて渡航してしまった方は、ブラジルの病院でできますので、調べてみてくださいね。

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