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黄熱病の予防接種をしてきた

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「黄熱病の予防接種した?」 と友達に質問されたのが今年の1月。黄熱病はアフリカやブラジルで発祥する可能性が高い感染症。黄熱ウイルスをもった蚊にさされることで感染し、特別な治療法がないため、死に至ることもあります。あの野口英世が研究していた病気。(野口本人も黄熱病で死去) ブラジル入国にイエローカード(黄熱病の予防接種をした際にもらえるカード)が必要がは外務省の渡航情報で確認できる。このブログを書いている現時点では提示の必要はないが、アマゾン周辺などリスクが高い地域に行く際には予防接種を勧めているよう。 実際にサンパウロ州での感染はごく稀と言われていた黄熱病が、今年になってからグランジ・サンパウロと呼ばれるサンパウロ市周辺の地域での感染者が発表され、さらに2月にはついにサンパウロ市内での感染者と死亡がでた。 ブラジル全土で2017年7月から2018年3月の間に920人が感染し、うち300人が亡くなり、サンパウロ市や周辺では公園や植物園や動物園の閉鎖に至った。 サンパウロ州の一部で予防接種キャンペーンが開始され、公立病院で無料で予防接種をうけることができる。ただし、ワクチンが足りなくなる事を考慮し、一部の病院ではフラシオナーダ(通常のワクチンの1/5の量)接種しており、効果は8年程度だそう。 通常のワクチン量を接種した場合は生涯有効だそう。 一方で、私立病院ではR$130~200程度で接種でき、もちろん通常のワクチン量である。 日本円にしたらおよそ5000~7000円程度になるが、ブラジルの賃金から考えると家族が多い人には大出費。結果、公立病院に人が殺到し、6時間から9時間待ちは当たり前だったそう。 私が住んでいるタトゥイ市は特に警報もなく、市も特に呼びかけはなかったが、サンパウロや他の市にいくことが多いこと、また友人の妹さんが黄熱病で亡くなったこともあり、予防接種をすることに。 まずはCartao SUSと呼ばれるカードを市の健康課で作る。 このカードは公立病院などで治療をうける際に必要。(実際にはカードなくても治療できる) カードといっても白黒印刷にバーコードと番号がかかれたもので、ペラペラなので自分で切り取ってラミネートしなくてはならない、ちょっと面倒くさい。 田舎の公立病院で予防接種が行われる

ブラジル発のラバーシューズ、melissa愛用中

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ブラジルに来てから、私のファッションはだいぶ変わった。 実際のところ変わったというより、自分らしくなった気がする。 ブラジルに人は本当に多種多様で、多少の流行はあるものの、自分の好きなものを好きなように着ている気がする。そしてスカートよりもパンツ派が多い。 私も断然パンツ派。ジーンズ大好き。 そして、平日ファッションと休日ファッションの差が激しいのも特徴的。平日はとてもカジュアルな印象。靴はスニーカーやペタンコシューズが多く、ヒールをはくのはパーティーやクラブに行くときぐらい。 私も普段はスニーカー、夏はmelissaサンダルを愛用している。ミニマリストになった今、靴は合計で6足しかもっていない。(6足は多い方かな…) melissaはラバーシューズを取り扱うブラジル発のメーカーで、日本でも一時流行った時があったので、ご存知の方も多いのでは。 ラバーシューズってなんか蒸れそうなイメージがあったのと、あの独特の匂いがちょっと苦手であまり興味がなかったのだが、ブラジルは道が悪いのか、安物のサンダルはすぐ壊れる。更に、私が住む田舎町は大雨が降ると道が頻繁に浸水するため、何度も靴をだめにした。そこでブラジル人のブログでみつけたのが一番最初に購入したFloxというモデル。 Google imageより拝借 試したときにびっくりした…底がすっごく柔らかい。  底も勝手にラバーだと思い込んでいたら、実はふわふわで足にフィットする素材。ラバー部分もベタベタせず、むしろ歩くときに収縮してくれるので全く締付け感がない。 店員さんに雨が心配だと相談すると「melissaは良いところは雨に強いところなんですよ~!」と言われたので即購入した。確かに。ゴムだもんね。笑 気になるお値段はR$130(2018年2月のレートで約4300円)。 実はこのサンダル、もう何年も前からmelissaの人気商品で、ヒールが高いバージョンもある。店員さんによると、先月中国人の女性がこれを400足買い占めたらしい。もちろん転売目的だろう。 不思議なことに、デザインと履き心地を気に入った瞬間からあの独特のmelissa臭*も気にならなくなる。笑 *melissa臭…melissaのサンダルは特殊なゴムでできており、それを隠すために香料を使用している。これがなんとも独特な匂い

サンパウロで味わうラーメン、3店のレビュー

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ブラジルに住んで3年半。 まだ一度もラーメンを食べに行ったことがない。 着いたばかりの頃は強がって日本食を食べないようにしていたものの、一時帰国してから急に体が日本食を求めてしまう。 そして、ついにラーメン屋に並んでしまったのだった!! ブラジルでラーメンといえば、Miojo(明星)という名でしられるインスタント麺。 日本から輸入された体に悪いこの商品はスーパーでR$1~2程度で購入できる。 近年の"日本食ブーム"で、"本当のラーメン"が注目され始めたのは朗報。ちなみに“日本食”と言ってもクリームチーズが入ったお寿司などがメインなので、ちょっとずれている。 サンパウロの東洋人街リベルダージには「あすか」という老舗のラーメン屋がある。 他にも、最近パライゾにも2号店を出した「Lamen Kazu」や「JoJo Ramen」、「Momo Lamen」など、続々とラーメン屋がオープンしている。 ブラジル在住の日本人や日系人の間で人気になり、今では多くの非日系ブラジル人がラーメン屋の列に並んでいる。ラーメン屋のみならず、近年人気急増中の「すき家」もメニューにラーメンを追加したほど。 どこのラーメン屋も混んでいて、すんなりとのれんを潜れることは珍しい。 余談:ラーメンのアルファベット表記はJojoのみRamenと綴っているが、miojoや他のラーメン屋の表記はLámen 1軒目:博多一幸舎 記念すべき私のブラジル初ラーメンは今年の1月5日にオープンしたばかりの博多一幸舎にていただいた。 一幸舎は日本のチェーン店で、世界各地に出店している。 押しは豚骨ラーメン。店は2階建て全41席。ちょうど空いている時間に行ったので20分程度の待ち時間だった。店内はクーラー全快、日本語が話せるスタッフ在中。 豚骨ラーメン(写真)はチャーシュー、卵、きくらげ、ねぎのトッピングでR$32。麺の固さが指定できる。 店が売りにしている泡立つスープはクリーミーだが、塩辛くない。癖もない。スープを飲み干してしまった。猫舌の私にはちょうど良かっが、熱々のラーメンが好きなお友達には少し冷めてるように感じたそう。(ちなみにブラジルの人は熱々の物をあまり食べない) 一緒に注文した餃子は美味しが凄く小さいのが残念。 2軒目:Lamen L

サンパウロで歯科治療!驚愕のお値段!

ついにブラジルで歯医者さんのお世話になった。 すっかりキレイになった歯をみて、毎日ニヤニヤしている。 今回お世話になったのは、友人に紹介してもらった日系のR先生。日本語も話せる。 歯科医院なのに外には何の看板もなく、もう一人の先生と一軒屋をシェアして治療を行っている。(言っておくが、決して闇ではない!!) 今はなんでもGoogleで検索できる時代だが、歯医者さんはネットさがしたくない。 日本と同じように、親族や友達のネットワークを使って「いい歯医者さんしらない?」なんて探す人が多い。結果、腕のいい先生は宣伝をしなくても患者さんが集まる。 中へ入ると、無人の受付。カルテもなければ保険証やらなんやら…と、受付作業が一切ない。とにかく即診察室。完全予約制のため、時間通りに着けばすぐに診察室に通される。 診察室には診察台が一台のみで、歯科助手もいない。 診察台に座ると1本のチューブの両側先端にクリップがついたものを首からかけられ、そのクリップに広げた紙ナプキンを挟んで即席エプロンが完成。 その他に一枚、紙ナプキンが渡される。何に使うか質問すると、「手に持っててください」とのこと。 いったい何だろう? カウンセリングの後に治療が始まり、すぐにその手に持たされた紙ナプキンの意味がわかる。助手なしでワイルドに治療するので、機器の先から顔や口の周りに飛び散る水を自分で拭かなければならないのだ。 しつこいようだが助手がいないので、治療中に口にたまる水分(唾)を吸ってくれる機械はほぼ放置。頻繁に口をすすがなければならない。 その際、日本の場合は診察台の左側にコップとお水が自動にでる機械(スピットンと言うらしい)があるが、こちらでは先生に口の中に水を入れられて、それをスピットンに吐く。 診察台は自動ではないので、腹筋が鍛えられる。 先生はもちろんだが、患者もなかなか忙しい。 最後に歯科治療したのは日本。 しかも10歳の頃で、そのせいか先生は無口に治療をしていたと記憶がある。座って終わるまで何が繰り広げられているかわからないような…。 今回は大人になってからの初めての治療でもあり、先生は何かするごとに説明してくれた。先生が気を使って日本語で全部説明してくれたのに、なぜか私がポルトガル語で返すというわけわからない感じで、コントのようだった。 今回、小さな虫歯治療と

ジュンコさんのサンドイッチ

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サンパウロ州バウル市での仕事を終え、高速バスで家のあるタトゥイへ帰る際に起こった出来事である。 車なら2時間で着く距離だが、バスは途中でいくつかの街に立ち寄るため、4時間の長旅だ。バスは1日に1本だけ、マリリアという日系人が多いといわれる街を出て、バウルやボトゥカトゥ、タトゥイなどを通り、ソロカバまで走る。 17時。 バウルからバスに乗り込むと、私の指定席の隣に日系っぽい顔立ちの女性が座っていた。連日早起きだったため(典型的ミュージシャンで早起きが大の苦手)、席に座った瞬間に爆睡する。 サービスエリアで起きて、トイレから戻ると隣の女性がサンドイッチを食べている。 「Você não quer comer um?(おひとついかが)」 とサンドイッチを見ず知らずの私に差し出す女性。 これ、ブラジルではよくあること光景である。 実は死ぬほどお腹がすいていたが、見ず知らずの女性からサンドイッチを貰うのはなんとなく気が引けてしまい、御礼をして断った。 バスが走り出してしばらく経ってから、「どこまで行くんですか?」と、女性が話しかけてきた(もちろんポルトガル語で)。私は女性に同じ質問をしてみた。 「ソロカバにいる娘夫婦と孫に会いに行くの。孫が"ばぁちゃん"に会いたいっていうから…。(微笑み)」 "ばあちゃん"!? 女性が"ばあちゃん"と言ったのを、私は聞き逃さなかった。 そこから、女性が日系2生だとわかると、息子さんが日本で働いていたことや、その際に日本へ旅行したことなどを話しはじめた。女性の名前はジュンコさん。 ジュンコさんは旅の道中であった出会いについて話してくれた。 飛行機が苦手なジュンコさん、ブラジルから乗り継ぎ先のフランスまでのフライトで睡眠剤を服用する。フランスから日本行きのフライトで意識が朦朧し、ドリンクサービスの受け答えがうまくできなかった。 その際、隣に座っていた女性がジュンコさんを手助けしてくれたそうだ。実は彼女はブラジル生まれのフランス人で、日本に到着するまで話が盛り上がり、苦手な飛行機の旅もあっという間だったそう。 日本滞在中、名古屋から東京まで新幹線に乗ったジュンコさん夫妻と息子さんは、途中の静岡から乗車した高齢の女性3人組が席をさがしているのをみかける。

ダイソー?ユニクロ?無印?サンパウロで人気上昇中の"メイソウ"とは??

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  ふとセントロにあるショッピングに入ったときに目に入った赤い四角形に白地のカタカナの看板…。もしかして"ユニクロ"上陸か?!なんて一瞬目を疑った。  メイ   ソウ  店には雑貨が並んでいるのが見えた瞬間に、「あ、"ダイソー"の兄貴分みたいな感じかな」なんて思ってしまったのは名前のせいでもあるかもしれないが、そんな謎のお店"メイソウ"に入ってみた。 店内は無印良品やダイソー、ユニクロにありそうな商品、そして今までブラジルになかった便利グッズがズラリ。 商品は生活雑貨、衣類(主に下着と靴下)、バッグや財布、文具、収納便利グッズ、トラベルグッズなど。こちらでは珍しいビニール傘もあった。 デザインはいたってシンプル。基本的に無地でパステルカラーのものが多い。ゆるキャラのようなキャラクターものやドット、ストライプ柄の商品も。お値段はダイソーのようにR$6.99均一ではないが、だいたいR$6から高くても50という所か。 私もついつい買ってしまった。 最近、バス移動が多いので、首や腰などに使えるトラベルピロー。 カバーの取り外し、洗濯可。オレンジ、グレー、カーキの3色から、リュックに合わせてカーキを選ぶ。ブラジルの雑貨って黄色とか緑、赤とか、目がチカチカしそうな原色系が多いので、こういう色味は私には嬉しい。 お値段はR$30 (現在のレートで約1050円) 11月の一時帰国した際に、これとそっくりな物を無印良品でみつけたのですが、1,900円だったので、これはお得!?ちなみに丸い形のトラベルピローはR$20。 しかしこのショップ袋、ユニクロの袋にそっくり。笑 後ろにでかでかと”Miniso Japan”と書かれているので、気になってググってしまう。どうやら日本人の三宅さんという方が創設者で、中国人の葉国富さんがグローバル共同創始者だそう。本社は東京で、ネットの情報だと中国資本だとか。 創立からわずか3年で世界中に1000店舗を展開し、今でも毎月平均80~100店舗のペースで各地にオープンさせているんだとか。 2020/03/31追記:ペルーのリマのショッピングセンターにもメイソウ発見 ブラジルでも、"日本製品"(この店の場