サンパウロで味わうラーメン、3店のレビュー
ブラジルに住んで3年半。
まだ一度もラーメンを食べに行ったことがない。
着いたばかりの頃は強がって日本食を食べないようにしていたものの、一時帰国してから急に体が日本食を求めてしまう。
着いたばかりの頃は強がって日本食を食べないようにしていたものの、一時帰国してから急に体が日本食を求めてしまう。
そして、ついにラーメン屋に並んでしまったのだった!!
ブラジルでラーメンといえば、Miojo(明星)という名でしられるインスタント麺。
サンパウロの東洋人街リベルダージには「あすか」という老舗のラーメン屋がある。
それにしても異国で食べるラーメンはどれも美味しく感じるのだが、値段が高すぎるので、気軽に食べられないのが残念。もう少し良心的な値段設定をしてほしいのだがブラジルでは外国の料理なので仕方がないか。
ラーメン屋の皆さんには、Miojoがラーメンだと思われているブラジルで、これが"本当のラーメン"だと今後も胸を張って伝えていってもらいたい。
余談:ベジタリアン、ヴィーガンが増えつつあるサンパウロでは、そういった方々のための特別なラーメンを提供するお店も増えている。
ブラジルでラーメンといえば、Miojo(明星)という名でしられるインスタント麺。
日本から輸入された体に悪いこの商品はスーパーでR$1~2程度で購入できる。
近年の"日本食ブーム"で、"本当のラーメン"が注目され始めたのは朗報。ちなみに“日本食”と言ってもクリームチーズが入ったお寿司などがメインなので、ちょっとずれている。
近年の"日本食ブーム"で、"本当のラーメン"が注目され始めたのは朗報。ちなみに“日本食”と言ってもクリームチーズが入ったお寿司などがメインなので、ちょっとずれている。
サンパウロの東洋人街リベルダージには「あすか」という老舗のラーメン屋がある。
他にも、最近パライゾにも2号店を出した「Lamen Kazu」や「JoJo Ramen」、「Momo Lamen」など、続々とラーメン屋がオープンしている。
ブラジル在住の日本人や日系人の間で人気になり、今では多くの非日系ブラジル人がラーメン屋の列に並んでいる。ラーメン屋のみならず、近年人気急増中の「すき家」もメニューにラーメンを追加したほど。
どこのラーメン屋も混んでいて、すんなりとのれんを潜れることは珍しい。
余談:ラーメンのアルファベット表記はJojoのみRamenと綴っているが、miojoや他のラーメン屋の表記はLámen
一幸舎は日本のチェーン店で、世界各地に出店している。
押しは豚骨ラーメン。店は2階建て全41席。ちょうど空いている時間に行ったので20分程度の待ち時間だった。店内はクーラー全快、日本語が話せるスタッフ在中。
豚骨ラーメン(写真)はチャーシュー、卵、きくらげ、ねぎのトッピングでR$32。麺の固さが指定できる。
店が売りにしている泡立つスープはクリーミーだが、塩辛くない。癖もない。スープを飲み干してしまった。猫舌の私にはちょうど良かっが、熱々のラーメンが好きなお友達には少し冷めてるように感じたそう。(ちなみにブラジルの人は熱々の物をあまり食べない)
一緒に注文した餃子は美味しが凄く小さいのが残念。
カウンターしかない小さなお店で、店主が目の前でラーメンを作ってくれる。
豚骨ラーメン(写真) はチャーシュー、卵、きくらげ、ねぎに加えて紅しょうがのトッピングでR$29。こちらも麺の固さが指定できる。
かなり濃厚、しっかり重めの味。スープが熱々でチャーシューがめちゃくちゃ美味しい。次はチャーシュー丼も食べてみたい。
3店とも共通して言える事は、麺の量が少なめ。
どこのラーメン屋も混んでいて、すんなりとのれんを潜れることは珍しい。
余談:ラーメンのアルファベット表記はJojoのみRamenと綴っているが、miojoや他のラーメン屋の表記はLámen
1軒目:博多一幸舎
記念すべき私のブラジル初ラーメンは今年の1月5日にオープンしたばかりの博多一幸舎にていただいた。一幸舎は日本のチェーン店で、世界各地に出店している。
押しは豚骨ラーメン。店は2階建て全41席。ちょうど空いている時間に行ったので20分程度の待ち時間だった。店内はクーラー全快、日本語が話せるスタッフ在中。
豚骨ラーメン(写真)はチャーシュー、卵、きくらげ、ねぎのトッピングでR$32。麺の固さが指定できる。
店が売りにしている泡立つスープはクリーミーだが、塩辛くない。癖もない。スープを飲み干してしまった。猫舌の私にはちょうど良かっが、熱々のラーメンが好きなお友達には少し冷めてるように感じたそう。(ちなみにブラジルの人は熱々の物をあまり食べない)
一緒に注文した餃子は美味しが凄く小さいのが残念。
2軒目:Lamen Lazu
博多一幸舎がオープンする少し前にジャルジンパウリスタにオープンしていた豚骨ラーメンのお店。店主は日本で修行した後にヨーロッパでもラーメンを提供していたそう。こちらも日本語/ポルトガル語OK。この日の待ち時間は30分程度。
カウンターしかない小さなお店で、店主が目の前でラーメンを作ってくれる。
豚骨ラーメン(写真) はチャーシュー、卵、きくらげ、ねぎに加えて紅しょうがのトッピングでR$29。こちらも麺の固さが指定できる。
かなり濃厚、しっかり重めの味。スープが熱々でチャーシューがめちゃくちゃ美味しい。次はチャーシュー丼も食べてみたい。
3軒目:Lamen Kazu
よく留学生の友達がご褒美として食べていたラーメン。
オープン当時、老舗あすかの倍近い値段で提供しはじめたため、私には高級ラーメンというイメージしかなかった。
今回は定番のしょうゆラーメン(写真)を食べてみた。チャーシュー、メンマ、のり、もやしと青ねぎでR$33。
美味しかったが、特に可もなく不可もなくという感じのスープ。少し醤油がきつめだった気がする。一緒にいただいた餃子が美味しいので、できれば餃子メインでご飯とミニラーメン付きの定食だったらお得な気がする。
ちなみにKazuは人によって押しメニューがバラバラでいったい何がおすすめなのかわからない。
3店とも共通して言える事は、麺の量が少なめ。
沢山食べる方は替え玉かサイドメニューが必要だろう。
それにしても異国で食べるラーメンはどれも美味しく感じるのだが、値段が高すぎるので、気軽に食べられないのが残念。もう少し良心的な値段設定をしてほしいのだがブラジルでは外国の料理なので仕方がないか。
ラーメン屋の皆さんには、Miojoがラーメンだと思われているブラジルで、これが"本当のラーメン"だと今後も胸を張って伝えていってもらいたい。
余談:ベジタリアン、ヴィーガンが増えつつあるサンパウロでは、そういった方々のための特別なラーメンを提供するお店も増えている。
注意:値段は2018年2月当時のものです。