ブラジル発のラバーシューズ、melissa愛用中

ブラジルに来てから、私のファッションはだいぶ変わった。
実際のところ変わったというより、自分らしくなった気がする。
ブラジルに人は本当に多種多様で、多少の流行はあるものの、自分の好きなものを好きなように着ている気がする。そしてスカートよりもパンツ派が多い。
私も断然パンツ派。ジーンズ大好き。

そして、平日ファッションと休日ファッションの差が激しいのも特徴的。平日はとてもカジュアルな印象。靴はスニーカーやペタンコシューズが多く、ヒールをはくのはパーティーやクラブに行くときぐらい。
私も普段はスニーカー、夏はmelissaサンダルを愛用している。ミニマリストになった今、靴は合計で6足しかもっていない。(6足は多い方かな…)

melissaはラバーシューズを取り扱うブラジル発のメーカーで、日本でも一時流行った時があったので、ご存知の方も多いのでは。
ラバーシューズってなんか蒸れそうなイメージがあったのと、あの独特の匂いがちょっと苦手であまり興味がなかったのだが、ブラジルは道が悪いのか、安物のサンダルはすぐ壊れる。更に、私が住む田舎町は大雨が降ると道が頻繁に浸水するため、何度も靴をだめにした。そこでブラジル人のブログでみつけたのが一番最初に購入したFloxというモデル。
Google imageより拝借

試したときにびっくりした…底がすっごく柔らかい。 
底も勝手にラバーだと思い込んでいたら、実はふわふわで足にフィットする素材。ラバー部分もベタベタせず、むしろ歩くときに収縮してくれるので全く締付け感がない。
店員さんに雨が心配だと相談すると「melissaは良いところは雨に強いところなんですよ~!」と言われたので即購入した。確かに。ゴムだもんね。笑
気になるお値段はR$130(2018年2月のレートで約4300円)。
実はこのサンダル、もう何年も前からmelissaの人気商品で、ヒールが高いバージョンもある。店員さんによると、先月中国人の女性がこれを400足買い占めたらしい。もちろん転売目的だろう。
不思議なことに、デザインと履き心地を気に入った瞬間からあの独特のmelissa臭*も気にならなくなる。笑

*melissa臭…melissaのサンダルは特殊なゴムでできており、それを隠すために香料を使用している。これがなんとも独特な匂いで、強いて言うなら甘い消しゴムの匂い

Floxはちょっとカジュアルなので、しばらくしてからヌードカラーのSalinasも購入。これが最高にかわいいんだな。やっぱりブラジルのメーカーはデザインもかわいくてテンションあがる。

ついでにポルトガル語でのそれぞれの靴の呼び方をおまけで。
スニーカー:Tênis
ブーツ:bota
パンプス:Sapatilha
ヒール:Sapato もしくは Saltoでも
サンダル:Sandália
ミュール:Tamanco
ビーチサンダル:Chinelo


?(写真参照):Alpargatas (これ、日本語でなんていうんだろう。70年代に流行したもので、素足で履く、カジュアルな靴。ブラジル南部の人達が履いているイメージ。実際はどうなんだろう。。ハワイアナスのモデルは今でも販売中)
ショッピングセンターやウェブショップでは靴売り場はCalçadosもしくはSapatosなどと表記されていることも。

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