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【実録レポート】リオのカーニヴァル裏話 その1~

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リオとサンパウロのカーニヴァル初体験にて、なかなか濃い出来事が沢山あったので紹介したいと思います^^

É Hoje

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A minha alegria atravessou o mar E ancorou na passarela Fez um desembarque fascinante No maior show da terra サンボドロモでのカーニヴァルを楽しみ、久しぶりの柔らかいベッドに吸い込まれるように倒れこんで、起きたら昼過ぎ。。 この日、Vila Isabelのバテリア(打楽器)でパレードに出演していた摩周さんに会えることに。10年以上リオと日本を行き来し、リオのサンバと日本を繋いでいる重要人物なのであります。摩周さんとはGafieiraのバンド、Orquestra Swingue e Simpatiaで一緒に演奏していました。今思い返すと最高のリズムセクションだな、我がバンド!! 待ち合わせをしたのは Café Lamas という140年の歴史を誇る老舗レストラン。 ここは地元の人はもちろん、リオ好きの日本人も大絶賛のお店で、場所はメトロのLargo do Machadoから歩いて5分ぐらいかなぁ。 摩周さんの日本でのブロコ仲間の方々も一緒に楽しい時間を過ごしました。 もうとにかく全てが美味しい!!そしてこういう老舗のいいところはウェイターさんが素晴らしいんだよね~。私たちのテーブルはGomesさんという見た目ちょっと怖そうだけどチャーミングなおじちゃんが担当してくれました。 Lamasを出た後、Amarelinhaというバールに移動。 そこで飲んでいたら横を小さなブロコが通り過ぎていきました。メロディはリコーダーで、打楽器も各パート一人ずつ。しかも演奏してる曲はモーツァルト!! あまりのカワイさにバールで飲んでいた人もみんなブロコに注目です。 摩周さんも話していましたが、本来のカーニヴァルというのはこういうものなのです。サンパウロはブロコが少ないのか、一箇所に人が集中しすぎて本当にカオスだったのですが、リオの道でのカーニヴァルはとっても自由な雰囲気で、参加してみたくなりました。 夕立がきそうだったので、店をでてタクシーを拾おうとした時にまたブロコに遭遇しました。 ゆる~い感じでしょう?笑 楽器を演奏する人以外は特にすることもなく、仮装をして練り歩くのです。 でもこの日のために生きてるのか!?というぐらい楽しそうに

【まとめ】サンボドロモのカーニヴァルを楽しむ方法

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サンボドロモのカーニヴァル初体験した情報を、これからカーニヴァルを楽しみたい方のために、出来る限り書きたいと思います!! 席選び サンボドロモに入るためにはチケットが必要です。 大きく分けると、花道に近い指定席とスタンドの自由席の2通りです。どう観たいかによって選ぶ席が変わります。さて、どちらを選ぶか! 間近でみるとド迫力!(googleより画像拝借) 全体がみれると山車の仕掛けも楽しめます! Unidos da Tijucaの山車 ・パレードをしている人と同じ目線で楽しみたい場合      席の種類   リオ/ Frisas(アリーナ指定席)   サンパウロ / Cadeiras de Pista(指定席) もしくは Mesa de Pista 4 lugares(4人用テーブル)      メリット:目の前でダンサーが観れる!握手してくれることもあるそう   デメリット:山車の上の方が見えづらい、全体像がわかりにくい ・パレード全体をみたい場合       席の種類   Arquibancada(スタンド席)になりますが、   リオ / 地元の人と楽しみたい人はSetor 3,5 観光客多めの席ならSetor 7,9がオススメ   サンパウロ / Setor B, Cがバテリア(打楽器)が待機するRecuo da Bateriaが近いのでオススメ   メリット:山車やパレード全体の色使いが楽しめる   デメリット:席とり合戦が大変、後ろの方だと表情まではわかりづらい リオの地元の人と楽しめるSetor3,5はかなり盛り上がりが激しいです。ちょっとガラが悪い部分も!? ここで最前列をゲットするには門が開く時間(18時と聞いていましたが17時半に開きました)の2~3時間前には入り口に並ぶ必要があるでしょう。サンパウロは比較的ゆっくりでもわりと席が選べました。 Arquibancadaは大きい階段になっていますが、パレードが始まってしまうと皆立ち上がってしまうので、ほぼ立ち見と思ってください。  疲れたくない、邪魔されずに見たいのであれば、高くでも指定席やアリーナ席のチケットを買うことを強くおすすめします。 チケット購入方法 ・オフィシャルサイトで購入し、チ

【実録レポート】リオのカーニヴァル2日目

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リオのカーナヴァル2日目はSetor5から見ることに。 Setor3よりもゴールに近いですが、ここも地元民が多い席であります。 かなり疲れていたので、カーニヴァルが始まってから宿をでることに。雨は降っていませんでしたが、少しスタート時間が押していたようで、ちょうど2番手のPortelaが始まる時に到着。 Portela のパフォーマンスはさずが!! Portelaも伝統ある人気チームで熱狂的なファンが多いことで知られています。 会場は早くも盛り上がっていましたが、なんとパレードが始まる前にパラシュート部隊によるパフォーマンス! これで更に盛り上がり、まだ始まってもいないのに「Portelaがチャンピョンだ~!!」なんて叫ぶおじさんも。。笑 そんなPortelaのテーマは“リオ450周年”で、エンヘード(テーマ曲)もバテリアも良かったです。もちろんPaulinho da Violaも出演していました。とにかく会場の盛り上がりが凄かった~!Portelaが終わったら帰っちゃう人もいました。まだ2番目なのに。。 Beijaのバンデリーニャ(旗)は大・中・小と3種類。お金かかってます。 次に登場したのがBeija-Florです。 ゴッテゴテの山車と衣装と噂を聞いていましたが、驚くほどではなかったです。テーマは“南アフリカのギニア”でした。 Comissão de frente(先頭でテーマを表現する重要な集団)が過ぎたあと、先導ミスなのか10分以上ずーっと同じアーラ(集団)がSetor5の前にいて、これには観客も飽きてしまった様子。Portelaで盛り上がりすぎたのか、エンヘードを歌う人も殆どおらず、配られた豪華なバンデリーニャ(エスコーラの小さな旗)もどんどん床に落とされてゆく。。こういうとき、地元の人が多い席だと、ブラジル人のわかりやすい態度をみることができます。この状況を見ていたので正直、Beijaが優勝するとは思わなかったです。Beijaファンの方、ごめんなさい! Ilhaの最初の山車 次に出てきたUnião da Ilhaのテーマは“美”とシンプル。 ブラジル人の美意識は世界的にも非常に高いと思います。その分ナルシスト度も高いですが。それと、今まで見たMusa(山車の前で踊るダンサー)はテレビカメラを意識しすぎなのか

【実録レポート】リオのカーニヴァル1日目

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サンパウロのカーニヴァル1日目を観てから、寝ずにそのままリオへ。 Azulの飛行機で向かいます~! さすがにこの時期は満席です 飛行機は1時間もしないでリオに到着。 空港へ行く手間とチェックインを考えると、個人的にはリオ~サンパウロ間はバスが好きです。 そして憧れのサプカイに到着!!!! いよいよやってきました。リオのカーニヴァル会場サンボドロモ!! 1日目はSetor3という、地元民が殆どであろう席へ。 私はリオのサンボドロモ初体験だったので、全く事情がわからなかったのですが、この席の最前列はなかなか良いスポットだそうで、ここで観る為に何時間も並ぶそう! せっかくなので門が開く2時間半前から並んだのですが、炎天下で日陰もなく、なかなか過酷でした。笑 でも並んだ甲斐があり最前列を無事にゲット。 地元民にかこまれて盛り上がれるSetor3 この席が実はなかなか厄介(?)な席で、隣に熱狂的なマンゲイラ(伝統ある人気チーム)ファンがいたり、大きな地元コミュニティーだったり、平気で人の前に割り込んでくるし、大騒ぎ!! 最初はちょっと迷惑だなぁーと思っていましたが、最終的に仲良くなりました。こういうときは仲良くなるに限ります。笑 カーニヴァルにドラマはつきもの! カーニヴァルの開始は21時30分。なんだか雲行きが怪しい・・・。でも不思議なことにサンボドロモを避けるようにして黒い雲が通り過ぎます。このまま過ぎてほしいと誰もが思っていましたが、残念ながら雷がゴロゴロ鳴り始めました。その10分後にはもう大粒の雨。パッサレラ(パレードの花道)は一気に水浸しになってしまいました。屋根のない席の観客は雨合羽を着てしのぐしかないのですが、何時間も大雨に打たれ、かなり辛い。雨合羽は会場内でR$10(外ではR$5)なので、買えない人、買わない人も多かったです。 大雨の影響で少しスタートが押しましたが、パレードに中止はありません。 昨年、Grupo de Acessoで優勝しEspecialに這い上がったViradouroがスタートします。 この辺りは雨が強すぎて写真が全く撮れませんでした。(記憶もあまりない。。)  次にMangueiraの登場です。今回のテーマはブラジルの女性。最初の山車からもちろんピンクと緑のマン

【実録レポート】サンパウロのカーニヴァル

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行ってきましたよ! サンボドロモでのカーニヴァル!! 前回の記事でも書いた通り、「カーニヴァル」というのは 復活祭前の準備期間に入るお祭り なので、いわゆる日本で放送されている「リオのカーニヴァル」というのはサンボドロモという会場で開催されるコンテスト形式の特別なものなのです。 でも、せっかくブラジルにいるのですから、サンボドロモでのカーニヴァルを観ておかねば・・・と思い、行くことにしました。 私の周りのブラジル人は、「え?あんな混んでる所いくの??」と、ちょっと引き気味でしたが。笑  まずは13日金曜日開催のサンパウロのカーニヴァルから。 サンパウロのサンボドロモ(正式名称 Sambódromo do Anhembi)はメトロのPortuguesa-Tietê駅から車で10分程度の所にあります。 デザインはリオと同じくオスカー・ニーマイアで、1991年に完成し、長さ530m、幅14m。1996年には観客席の増設もし、収容人数は3万2千人となっています。(リオは8万人収容) 席はSetor A~Jまでありますが、おすすめはBもしくはCです。 なぜならば、Recuo da Bateriaという打楽器隊がたまるスペースがあり、そこに近いほうが迫力ある生音を聴きながらパレードを楽しむことができるのです~! という事で、今回はSetor BのなるべくRecuo da Bateriaに近い所に座りました。 コンテスト式のカーナヴァルは朝まで!! パレードの開始は23時15分。終了は朝の7時ごろです。 なんでも遅れるブラジルなので、時間が押すかと思いきや、パレードのタイムオーバーは審査の減点対象になるそうで、わりと時間通りに進みました。笑 Mancha Verdeの最初の山車 最初のエスコーラは“Mancha Verde”、テーマはサンパウロのサッカーチームのPalmeirasの100年周年。このエスコーラはサンパウロのサッカーチームPalmeirasのファン組織からできたものです。 同じように、熱狂的なファンが多いことで有名なCorinthiansのファン組織からできたGaviões da Fielは2日目に登場だったのですが、サッカーチームが絡んでいるエスコーラのパレード中は会場が荒れる!笑 本来禁止のはずの手持ち花火がどこ

サンバの花道

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各地で開催されるカルナヴァルですが、中でも審査が入り、優勝を競い合うリオデジャネイロとサンパウロのカルナヴァルは毎年さまざまなドラマが生まれているようです。 リオのカルナヴァルがコンテスト形式になったのは1932年、大手新聞社が開催したとされています。 1935年には政府がエスコーラに対して圧力をかけていたのを止め、活動を正式にみとめられるようになります。(それまでは黒人が中心となって行っていたアフロ・ブラジル文化は抑制されていたのです)更には上位エスコーラには賞金が与えられるようになりました。

閃輝暗点とカフェイン中毒

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たまには音楽以外の事も。 実は、10代の頃から“閃輝暗点”(せんきあんてん)という謎の症状に悩まされています。 でも普段の生活には全く支障なく、だからと言って何かができないとか、そういう話ではないです。 なんとなく、この病気に悩まされてる人が検索して読んでくれるといいなぁ〜と思いまして。 最初に発生したのは高校1年生のとき。 部活中に、視界が狭くなり、目の前がチカチカし始めました。 視力も落ちてたので、疲れているのかな…ぐらいに思っていたのですが、その後、目の奥が痛くなり、強烈な頭痛がしました。誰かが「貧血じゃない?」と言ったので、この日からこの症状は自分の中で“貧血”とすることにしました。 症状が続くようなら病院に行こうと思っていたのですが、これが起こるのが年に数回。なのでわざわざ病院に行くことないと思い、そのまま放置。 別の機会に病院に行った際に検査しても何も異常はなく(むしろ超健康体らしい)、相談しても病名不明。 とりあえず“貧血”持ちという事で10年間過ごしてきました。 症状は以下の通り。 目の前に白っぽいモヤがかかり、 視界が狭くなる ↓ 目の前がチカチカする ↓ 目の奥が思いっきり押されたように痛くなる(顔全体が痛む事も) ↓ 目の症状が治まると同時に頭痛が起こる(立っていられないような鈍痛) ↓ 数時間、安静にすると何事もなかったように回復 という流れ。 ブラジルに来てから2回発祥し、2回目が学校の入学手続きの日だったので、さすがに困っていろいろ調べた所、“閃輝暗点”という症状と判明。 どうやらセロトニンが関係しているみたいです。 でも原因は不明だし、処置方法もなし。よく原因不明の病気はストレスや疲れなど言われますが、心身共に元気な時にも起こります。全く前触れがないのが怖いところです。。 目がチカチカし始めたら即頭痛薬を飲む事も試しましたが全然ダメ。 友達にこの話をした所、偏頭痛とカフェインについての記事を教えてもらい読みました。内容は、【カフェイン中毒になっていると、カフェインを抜いた時に頭痛が起こる】というもの。 そういえば、発祥した頃に母親から「紅茶の飲み過ぎじゃないか?」と言われたのを思い出しました。その頃、ほぼ毎日ペットボ