Kana Aoki SHOW “Em Obras” 演奏旅行@アシス

みなさま、お元気でしたでしょうか?
先日、青木カナさんのバンドでサンパウロ中心地から5時間程離れたアシスという街へ演奏旅行にいってきました!!

青木カナさんはご存知だと思いますが、サンパウロで活躍中の歌手であり作曲家です。
歌詞はLeo Nogueiraさんがつけており、ブラジル北東部のリズムやロック、サンバから日本的なメロディ、あらゆるところからヒントを得て作られている楽曲は、ブラジル国内の音楽祭で数多くの賞を受賞(外国人として初の快挙)し、人気歌手Zeca Baleiroもカバーするほど。
私自身もカナさんの曲は大好きで、どこか甘酸っぱく、遊び心があり、かわいらしいのです。

歌詞も好評ですが、まだポルトガル語が充分に理解できない私。。きっと歌詞も完璧にわかれば、もっともっと楽曲を楽しむことができるのに。。なんて悔しい気持ちです。
カナさんは日本帰国される際はプラッサオンゼなどでライヴをされています。
CDも日本で発売していますから、ぜひお聞きくださいね!
カナさんの日本語ブログはこちら
http://blog.livedoor.jp/kanadobrasil/

さて、今回の演奏旅行は“V FESTIVAL DA PALAVRA UNESP ASSIS”という詩(ポエム)の朗読や音楽を中心に開催されたフェスティバルです。
カナさんのショーは“Em Obras”という最新アルバムの曲を中心に選曲されていて、バンドはTrio do Liw Ferreira(ギター、ベース、ドラム)、Quarteto Saxonando(サックスクァルテット)という構成。既に何度かこのメンバーでライヴをしていましたが、ソプラノサックスのBeatrizが参加できなくなってしまい、急遽私が代役をつとめることに。。なんとも光栄な!!
Kana,Trio do Liw Ferreira e Quarteto Saxonando
彼らはまだ20代前半ですが、なんとプロヴェッタの教え子たちで勘がいい。羨ましい~!
更に、前々日にテナーのHerbertも参加できなくなりメンバーが代わるというアクシデント?もありますが、ここはブラジル。なんとかなるもんです。彼の後輩が代役をつとめることになりました。

朝6:00にサンパウロを出発し、11:30にアシスに到着。
この日はTeatro Municipal(市立劇場)での本番です。
リハーサル中に、劇場内のスタジオでバレエのレッスンをしてた子供たちが除きに来ました。みんなカワイイ!私が日本から来たといったら腰を抜かして驚いていたけど、アシスには日本人いないのかしら??
リハーサル中
カワイイ!!
夜はいくつかのバンドが出演。
アフリカのダンスと打楽器は自分にはないリズム感覚でびっくりしました。。
そのあとは今年5月にSESCで共演したGabriel Almeida Pradoのバンドが出演。
SHOW “O MUNDO E MAU,MAS E UMA MARAVILHA”
そして私たちの出演。
実はクァルテットでソプラノサックスを吹くのは10年ぶり。
ちょっとドキドキしてたけど、本当に楽しいステージでした。
この日は軽く打ち上げをし、(というっても3時は回っていましたが)ベッドにバタリ。。
久しぶりにスプリングがあるベッドに寝て、シャワーも勢いあるし温かいし、幸せでした。笑

次の日はUNESP(大学)へ。食堂でご飯を食べて、大学の雰囲気を楽しみました。
ブラジルの大学に初めて入りましたが、日本と同じような感じですね。
このおねーちゃん、いかつい。。

アイスを食べながらホテルに戻り、暑いしプールに直行!
なんでみんな水着もってんの?笑 ということで、私も服を着たまま入りました。
入ったというか、突き落とされたんだけど。。
kkkkkkkkk
このあとカナさんもプールに突き落とされました。。笑
2日目は隣町へ。大学予備校内にある講堂で本番でした。
この日はカナさんとGabriel、途中に詩の朗読があるショー。
学生さんやおばちゃんたちが大盛り上がりしてくれ、狂ったように踊ってました。。
演奏しているところの写真が一枚もないのが残念!!
帰りのバスの中はみんなで歌ったり、本当にテンション高すぎる。。
パンデイロと手拍子と歌でなんでもできるところが凄い。

打ち上げをしてすっかり遅く帰っても、みんな明日バスの中で寝ればいいと言っていろんな話を。でもさすがに4時ごろギブアップ。笑 私もベッドに倒れて3秒ぐらいで爆睡しました。
サンパウロへ帰る前に、みんなでアシスの美味しいアイスを。
皆よく食べる。私はもちろんピスタチオを注文!
いや~。本当によく笑った旅でした。
そして、本当によくポルトガル語を話しました。
リハーサルの時からカナさんが沢山が助けてくれましたが、やっぱり私も皆と直接会話したいという気持ちが強くなって、しばらく自分の私生活から日本語離れをしたいなぁと思うようになりました。
やはり、相手の言うことを理解することも大事。そして自分の気持ちを伝えることも大事。
どうしてもポルトガル語を話す自信がなくて、必要以上のことは話せない状態だった私に、メンバーは本当に根気よく話し終わるまで待ってくれたし、間違ったら直してくれて、心から嬉しかったです。
本当に感謝の気持ちでいっぱい。そして、こんな素晴らしい機会を与えてくれたカナさんに感謝。
カナさんも私と同じ年齢で渡伯されてそうなので、いろいろアドバイスをくれました。
テレビを理解できるようになるには数年かかるとか。。
とにかく、頑張るのみ!!

でもここには大好きな音楽があるから毎日が楽しく充実しています。
よーし!次も頑張ります!
あ、次は学校の試験だ。。

06,07/11/2014
Show em Assis

Kana Aoki  (voz)
Danilo Rocha (a.sax)
Diego Mazzutti (t.sax)
Janderson Bernardo (b.sax)
Liw Ferreira (guitarra)
Rogerio Clementino (baixo)
Vitor Coimbra (bateria)
Gabriel De Almeida Prado (voz)
Alexandre Mello (voz)
Aika Shimada (s.sax)

Muito Obrigada!!!!!!

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