オリンピック直前!リオデジャネイロってどんな街?

Boa tarde! こんにちは!
2016年のオリンピックは私が住むブラジルで開催されるわけですが、今回オリンピックが開催されるのはブラジリア遷都前の首都であり、ブラジルが誇る最大の観光地であるリオ・デ・ジャネイロが舞台です。

リオ・デ・ジャネイロってどんな街?


リオ・デ・ジャネイロ州。
ポルトガル語ではヒウ・ジ・ジャネイルと発音します。
カーニバル、大きなキリスト像、そしてビーチ。。
そして映画“シティ・オブ・ゴッド”の舞台となったファベーラと呼ばれる貧民地区。
おそらく日本人がイメージするブラジルとはリオの事でしょう。
ミナスジェライス州で金鉱が発見されてから、積出港となり成長、1763年に首都となります。1960年、ブラジリアに遷都となり行政は移行されましたが、今でもブラジル経済を支える大都市です。サンバやショーロ、ボサノヴァの発祥も、この街です。

カリオカってなに?

写真 / リオ出身のグループ Farofa Carioca 

リオを知る上で、“カリオカ”という言葉は欠かせません。
カリオカとは通称リオっ子の事で、リオで生まれ育った人々です。
カリオカの特徴は人懐っこいなんて言われていますが、私のイメージではサンパウロが東京でリオが大阪という感じでしょうか。。笑 また、サンパウロに比べて日本人は珍しいようで、街を歩いていると本当によく声をかけられます^^;

ブラジル最大の観光地


私はこれまでに3度、リオを訪れましたが、何度行っても飽きないし、何度でも行きたいと思うぐらい美しい街です。美しいというのは、街の清潔感ではなく、自然と街並み。
歩けば空き缶やゴミだらけで悲しいのですが、こぶのような岩山ポン・ジ・アスーカルに登れば青い海と小さく見えるリオの街並みを一望する事ができます。そして、リオの象徴とも言える、大きなキリスト像。こちらもふもとまで登る事ができますよ。
そしてカリオカも愛して止まない透き通るような海岸。主にコパカバーナやイパネマ海岸あたりが観光客には人気です。
その他にもリオには沢山のおすすめスポットが沢山。随時更新していきますね!


貧民街と呼ばれるファベーラは危険なの?

リオの美術館にあるファベーラをテーマにした作品

ファベーラとは元々、徴兵されていた黒人らが解放され、仕事を求めて当時の首都リオへ向かったものの住居がなく、丘に家を建て始めたのが始まりだそうです。その後は奴隷解放によって沢山の人々が住み始めるようになりました。
先ほども触れましたが、映画“シティ・オブ・ゴッド”を観ると、リオがどれだけ恐ろしい街なのか感じられると思います。他にも“エリート・スクワッド”もファベーラが舞台となっていますが、この映画の中にもある通り、注意すべきなのはファベーラだけではありません。時として警察まで犯罪に関わっている事がありますし、高級住宅地付近も危険です。
知っていただきたいのは、【ファベーラを避ければ安心というのは間違い】という事です。
ファベーラに麻薬組織が多いと言われていますが、普通に仕事をしている人や、その家族も住んでいます。実際に、住んでいる場所で善人か悪人かなんて判断できません。


ここまでリオの特徴を書いてきましたが、オリンピックの機会も良いですが、旅行好きの方なら遠くても一度は訪れて欲しい街です!
でも遠く離れたブラジルへの旅行は不安が多いと思いますので、次回はどのようなケースが危険なのか、どのような対策をすると良いのか書いていきたいと思います!

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