リマと音楽1 Puente de los Suspiros
リマでの生活も一ヶ月が経過。 ペルーの公用語であるスペイン語を今必死に勉強中。 せっかくなのでリマの人々が好む音楽や、それにまつわるスポットを紹介していこうと思う。 ペルーの首都であるリマは北と南でびっくりするぐらい雰囲気が変わる。 場所によって人々が好む音楽も異なるのが興味深い。 ・Musica criolla(Afroperuana) ・Cumbia ・Salsa とざっくり3種類のタイプに分けられるそう。もちろんRockや南米/北米Popも聴かれている。10代の子達にはK-popも人気なんだとか。 こちらはリマ観光でかかせない場所の一つ、 Puente de los Suspiros 、通称ため息橋。 Miraflores地区と同じようにリマの素敵なお店が多いBarranco地区の名物。この橋は大きくもなければ下に川が流れているわけでもなく、何もしらないと特に面白みがないが、ここはペルーを代表する歌手/作曲家のChabuca Grandaが歌った地として有名で、同名の曲もある。 Chabucaは幼少期に家族でリマへ引越し、音楽とは別の仕事をするが、音楽への夢をあきらめず、Valses criollos (いわゆる"ペルーのワルツ") の作曲をはじめ、リマ市主催の作曲コンテストで優勝したのを皮切りに、数多くの名曲を残すことになる。代表曲をあげるとLa Flor de la Canela、個人的にはFina estampaが好き。 ペルーの国民的歌手Eva AyllonはChabucaの作品だけを集めたアルバムも録音。 橋の周りはお洒落なレストランやカフェが並んでおり、平日の夕方や土日は人でいっぱいのリマのデートスポット。私たちブラジル音楽プロジェクトチームも何度かこの橋の隣で野外ライヴをする(ライヴをするにはリマ市の許可が必要) ライヴ後は近くにあるレストランAnticucheria El Tio Marioで夕飯。ここで食べたPicarones(サツマイモや小麦粉を混ぜた生地を揚げたドーナツ)が最高に美味しかった。