2017/03/26

ブラジル音楽、何から聴けばいい?


「ブラジル音楽ってボサノヴァ以外に何があるんですか?」
と質問されることが増えて、嬉しい私です。

では、質問にお答えしますと…
いっぱいありすぎてとても書ききれない!!!!
ブラジル音楽を専門的に勉強している私でさえも、「え?これもブラジル音楽なんですか?」と日々出会うものが沢山あるのです。
せっかくなので、今後少しずつブログで紹介してきたいと思います^^

冒頭でも書きました通り、残念ながら1回のブログでは紹介しきれません…
先日、通っている学校でピアニスト、アンドレ・マルケスが教える"ヒッチモ・ブラジレイロ"(ブラジルのリズム)という授業を見学しました。
アンドレも同じように、短い授業(約5ヶ月)で全部のリズムは教えられないので、今回は最も重要とされる4つだけを取り上げるとのこと。
その4つというのが、サンバ、バイアォン、マラカトゥ、フレヴォ。
サンバはご存知の方多いと思いますが、その他は日本であまり馴染みがないのでは…
今回は簡単な解説と参考動画と共に紹介していきます。

カーニヴァルだけでなく日常的に愛されるサンバ

サンバは当時の首都であったリオデジャネイロで発祥しました。
ニュースなどで取り上げられるリオのカーニヴァルもサンバですが、それは年1回の祭典です。ブラジル人にとって身近なサンバというのはRoda de Sambaと呼ばれるテーブルを囲み、楽しむサンバでしょう。
参考動画のように、誰かの自宅の庭で行われたり、バールや週末のレストランで観ることができます。人気店舗の週末は人でいっぱいです。


ブラジル人の第二の国家はバイアォン!?

バイアォンはブラジル北東部を代表する音楽です。
Luiz Gonzagaが40年代後半にヒットさせたのがきっかけで、今では多くの国民に親しまれるようになりました。そのきっかけとなった"Asa Branca"はブラジルの第二の国家とも呼ばれるほどです。
アコーディオンとザブンバ(太鼓)、トライアングルが基本的な編成で、ペアになって踊るダンスがあります。


北東部のカーニヴァルと言えばマラカトゥ

同じく北東部を代表する伝承文化にマラカトゥがあります。
アフリカ文化の影響を強く受けており、アルファイア(太鼓)などの打楽器演奏と踊りと共に行進します。(←いろんなタイプのマラカトゥがあるので、詳しくは次回に)
沢山の太鼓が刻むリズムはサンバと同じく迫力があり、一度見たら虜になってしまう人も多いです。宗教的な音楽に位置しますが、このリズムはボサノヴァやMPBにもさりげなく取り入れられています。


超絶!これもブラジル音楽!フレーヴォ

またも北東部、ペルナンブーコ発祥の音楽フレーヴォは現地のカーニヴァル時期に大盛り上がりです。小さな傘を持って、飛び跳ねるようなダンスをするのが特徴です。
カーニヴァル以外にも参考動画のようなフレーヴォ楽団も存在します。
サンバ以前に親しまれていたマルシャのテンポを速めることによって、この躍動感がうまれました。フレーヴォ楽団はブラジルに沢山あるわけではありませんが、数多くのアーティストがこのフレーヴォをヒントに曲を書いています。


以上、サンバ、バイアォン、マラカトゥ、フレーヴォをほんの少しずつですが紹介してみました。ここでは取り上げませんでしたが、北東部にはバイーアを代表するアフロ・ブラジルの特徴をもった素晴らしい音楽が沢山あります。
ブラジル音楽を聴く上で、北東部の音楽は欠かせないでしょう!
次回からはそれぞれの特徴や有名なアーティストを取り上げていけたらいいな~と思っています^^


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